ゾンビランドサガ2期感想
「何もなくても明日はある。
どん底、振りだし、それもサガ。
燃え尽きようとも果たしてみせる。
今が、反撃の時!!」
(耳コピ)
8話
今回は夕霧の明治時代での話。今回はギャグ少なめのわりとシリアス回だった。
サガが消えて長崎になっていたのは事実なのだろうか?
このアニメは、フォーカスするキャラによってBGMをはじめとする演出がガラッと変わるのが本当にすごい。
メンバーがちょこちょこ出てくるのが面白い。特にたえがまともそうな貴族で出てたのが面白かった。
正直この先いい展開が待っている気が全くしないので少し怖いけど楽しみ。
9話
夕霧の過去が悲しかった。
喜一が発端の反乱を伊藤が未然に防ぎ、喜一を追わなければいけない伊藤を夕霧が殺すことで喜一を逃がす。そして、夕霧は喜一の代わりに佐賀反乱の責任を取って処刑された、ということだろうか。悲しい。
バーのおじいさんが喜一を拾った徐福なのか?セリフ的には喜一をあいつ呼びすることから当時から生きていることになる。だとすると徐福もゾンビ?
夕霧はこの結末から復活させられてよく適応できたなと今更ながらに思った。花魁の芸事と近いというのと、夕霧の器の広さがあるからこそできることだろう。また、ほかのメンバーと違って最後に思い残しがなかったというのもあるかもしれない。
後三話だと、このままシリアスで行くのだろうか。終わってほしくない。2クールほしいし3期ほしい。
歴史ではどうだった?
明治7年(1874年)に郷里・佐賀において憂国党の党首に担がれ、江藤新平と共に佐賀の乱を起こすが敗れ、鹿児島まで逃亡。島津久光を頼り、大久保利通に助命の旨を取り次いでもらうが受け入れられず、同年3月7日捕らえられ、4月13日に斬罪梟首となった。享年53。墓は佐賀市金立町の来迎寺にある(Wikipedia)
祖父の思いをかなえるためとの記事もあったので、多分この人が喜一のモチーフだろう。悲しすぎる、、、
佐賀県は
1872~1876年 長崎県に統合される
1883年 佐賀県に改名
という来歴なのだそうな。
10話
最初、また同じ失敗をしたのかと思ってびっくりした。
ここにきて巽がどうやってゾンビィを復活させたのか少しだけ明らかになった。徐福はどうやって不死身になったんだろう。夕霧の薬が効きすぎたのか(笑)
半分くらいが1話の捕捉に近かったのであんまりストーリーは進まなかったが、むしろ進まないでほしい。そしてもっと続いてくれ!!毎週の楽しみなんだ。。(切実)
ついに記者にばれてしまったが、たしかに遠目から見たら死者をよみがえらせて冒涜してるように見えるよなあ。ライブをちゃんと見れば彼女たちがみんな本気で楽しんでると分かると思うけど、、、
最後はどう終わるんだろう?やっぱりみんな死んでしまうんだろうか。EDを聞くたびに ラストを想像して泣けてくる。最終話の後にあんな卒業式で歌いそうなの聞かされたら絶対に泣くし、そのあとのゾンサガロスが容易に想像できる。
結論 アニメ終わらないでほしいです
追記
アニメ中にたくさん佐賀の場所を紹介していたりするので、いつか佐賀にの名所を時系列順にめぐってみたい。
11話
ついにゾンビの限界来たか、、と思ったら超展開すぎる笑
ゾンビメイクの厚さどのくらいあるんだ?メイクですでにお面だったとは
大型スーパーに立て籠もる(避難)ってゾンビ映画の王道みたいだな、ゾンビが立て籠もってるんだけど。
避難先でみんなを元気づけるために遊んであげたり歌ったりするシーンがほんとによかった。そして、それをメンバー皆が当たり前に、楽しんでいるのがもっといい。
こういうところを地域の人やファンはいつも見ているからこそ、応援してくれるしゾンビばれも大事にならなかったんだろう。
子供たちに助けられ、愛がライトを背にメンバーの方を向くシーンは思わず息が止まった。彼女たちが今まで歩んできた過程を思い返すと、こちらまで胸が熱くなる。
さいご、階段で幸太郎とさくらが話すシーン、きっと幸太郎もずっと「間違ったことをしたのではないか」「頼まれてもいないのによみがえらせてさくらは本当に幸せなのか」と頭のどこかで悩んでいたのではないだろうか。
普段から幸太郎の心情描写は極端に少なく、サングラスで本心を覆い隠しているが、今回で幸太郎の気持ちも分かった気がした。
ここにきてさくらが急にきれいに描写されたのはきっと、それが幸太郎の目線だったからだろう。
今までは桜目線のことが多かったが、幸太郎にはいままでもずっとこう見えていたのだとすると、なんというか、エモい(表現の放棄)
(追記)
ほかの方の感想を見て気づいたけど、1期の11話とこのシーンが完全に対応していた。
1期では幸太郎の思い出の中でさくらから「ありがとう」と言われていたが、今回は面と向かって言われ、記憶と重なる。
そして、この一瞬だけ幸太郎の「巽」としてのお面がはがれ、「乾」の素顔が垣間見える。お面というのも、今回のフランシュシュと対応していた。
とてもよかった。
そして、ついに、、、、、次回が最終話である。
どうやらCMなしの27分ぶっ通しらしい。気合入ってるなあ。
そういえばライブの日程も3/8って、卒業シーズンじゃないか。
これが卒業ライブになってしまうんだろうか。
なんなら死亡シーンよりも涙腺を破壊してくる卒業を持ってくるとは、、、、
EDも卒業式で歌いそうなのだし、あれを作中で歌われたらもう無理です。
来週見終わってから精神保ってられるか心配。。。。
12話
比喩ではなく泣きながら書いています。
いつもは書きながら見たりしてるんだけど、今回はちゃんと見てから書きます。
今回は難しいこと一切考えていないので、考察ではないのでご容赦を。
「多くは語らん、歌詞を、歌声を、振り付けを、ライブを見ろ!」という気概がひしひしと伝わってきた。
ファンのおっさんふたりも一番最初からずっと見ていてくれて、今回も真っ先に駆けつけてくれて、いったい彼女たちはあの二人にどれだけ救われていたか、、、
コトバにせずとも互いがそれぞれのできる表現方法で元気づけて応援していく関係が本当によかった。
続々と佐賀のみんなが駆けつけてくれるところで、頭では「まあそういう展開になるよな」とわかっていたが、実際に目の当たりにするとそんな考えは吹っ飛んだ。
だって、ライブハウスでブーイング受けたところから始まり、小さい仕事でも懸命にこなして、やっと知名度上がってきたあたりで大失敗して、それでもまた1からもがいて、1度目は全然人が来なくてガラガラだった会場が今は埋まってるんだよ?感動しかない。
本当にライブにいるかのような錯覚を覚えるほど臨場感があった。
最初の控室での様子をモニターで映しているシーンとか一人ずつ登場するところとかすごかった。
1話ではフランシュシュのリベンジとしてうたったREVENGEを佐賀のリベンジとしてライブがスタートする。
(↑ 1話の映像です)
佐賀を立ち上げようとする気迫やメッセージはやはり普通のアイドルには務まらない。
一度敗北を知りどん底から這い上がったフランシュシュだからこそみんなの心に伝わるものがある。
その後も力強い曲が続き、一度休憩となる。
幸太郎が活を入れようとするところでも、幸太郎と一緒に泣いてしまった。
あんなんいくら仮面かぶってる幸太郎でも泣くわ。
0号にもちゃんと見せ場があった。
本当にファンだけでなく佐賀のみんなから愛されていたんだなあ。
「フランシュシュ」と聞こえるくしゃみも、結成当初を思い出す。
本当に懐かしい、あれからいろいろじゃ片付けられないくらいたくさんあったなあ。
歌っている最中にさくらが泣きそうになり、歌い終わってから泣いてしまってメンバーが集まるシーン。
正直、今まではライブでそういうことがあるのは知っていたが、きっとその場にいても自分は冷めた目で見てしまうんだろうなと思ってた。が、考えを改めた。というか一緒になって泣いた。
(ブログとして致命的だけど)言葉にならないが、本当によかったし、感動した!
最高のライブをありがとう!!
一応気づいたこと、気になること
- 伊東の子孫っぽい人いた。幸太郎との掛け合いがあったのうれしい。
- 幸太郎血を吐いてる??ゾンビィ化の代償とか?倒れこんでるのって、最初は本当に体がきつくてなのかも、手で血を隠してたし。時間がないのはフランシュシュじゃなくて幸太郎の方だったのか?
- 今回のライブとラジオって、コロナで我慢を強いられている視聴者にも元気を、リベンジする気概をくれるものだと思う。そして、ライブもなかなか現実ではいけない人が多い中、アニメという媒体で誰でもライブに参加できるという計らい、、、だったりして(現実のライブ@幕張も決定した)
回収されてない伏線
- さくらの体の不調→ゾンビィ化の限界?
- 山田たえは結局何者?(これはもはや最後まで分からないままの方がいいのかもしれない。。)
というか最後何??
さすがゾンビランドサガ。やってくれました。
これはさすがに続編あるって思っていいんだよね?ね?(圧力)
唖然とした直後に全力でガッツポーズしてしまった。
やばい、てっきり終わると思ってたから最高の気分!!
まだフランシュシュの先を見ることができるとは。
なんの告知もまだないけど、楽しみでしょうがない。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!!!