スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 感想&考察[完結]
はじめに
このブログでは感想や推理を書いていこうと思うので、ネタバレを多く含みます。
未プレイの方は絶対に読まないでください!
自分はそれで死ぬほど後悔してるので。。。
また、このブログでは画像は載せないつもりなので、文字ばかりになってしまうと思う。
文字だけで状況の説明をしながら面白いと思ってもらえるゲームブログって可能なのかわからないが、やれるだけやってみようと思う。
本作に関して知っていること
プレイ、試聴済み作品
- ダンガンロンパ 希望と絶望の高校生
- ダンガンロンパ 希望と絶望の高校生 The Animation
- ダンガンロンパ3 -The end of 希望ヶ峰学園-
- ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期
むしろ、なぜここまで触れてきて2だけやってないのか。
ダンガンロンパに入ったのは無印アニメからだったが、当時はその過激さもあり原作をプレイすることはできなかった。
そのため好奇心を抑えられず2.3のおしおきを見てしまい、犯人を知ってしまった。いったい何度記憶を消したいと思ったことか。
その後アニメ3を見て2の結末らしきものを知ってしまった自分は、これ以上知ってしまうために比較的ダメージの少なかったV3を先にプレイすることにしたのだった。。。
そんなわけで、推理者のブログなのに元から犯人と結末を知っているとかいうとんでもない状況なのだが、1.5周目くらいの感じでやっていこうと思う。そのため、最初に自分が知ってしまっていることを書いておく。
2について知っていること
- 各事件の犯人
- 各キャラの才能(多分)
- 狛枝の才能への執着
- 十神、西園寺が死亡?
- 十神は偽物
- 狛枝が七海を犯人にできた理由
- この島は更生プログラムだったが江ノ島盾子のウイルスによってコロシアイが始まってしまったこと。
- 希望ヶ峰学園候補生、人工の天才
では、気づいた伏線は拾いつつ、後は推理しながら書いていこうと思う。
Prologue だんがん☆アイランドへようこそっ!どきどき修学旅行で大パニック?
出だしは1と似ているが、一つ違う点は希望ヶ峰学園に対する意識。苗木くんは幸運で入学できることになったのもあり気おくれしていたが、日向は入学をかなり切望していた様子。(結構精神ヤバそうな雰囲気があった)
自己紹介を終えた日向の意識が混濁し、ゲームがスタート。
不思議な空間にぽつんとある扉を開くとそこにはクラスメイト達の姿が。
そして、実は教室が南の島にあることがわかり、モノミによればここでは殺しも暴力もご法度とのこと。更生プログラムだもんね。
このとき、狛枝がデスゲームを予感して恐れていたが、ふつう真っ先に思いつくか?
やっぱ狛枝はアナグラムと才能もそうだけど明らかに苗木くんを連想させようとしてるよな。
砂浜で狛枝と話すシーン
狛枝がやけに落ち着いて楽観的なのは、彼の体質のせいでしょっちゅうトラブルに遭って場慣れしているからだろうか。
狛枝も苗木くんと同じように自分の才能を悲観しているが、根底に在るものが全く別なのが面白い。
一方、日向は割ととげとげしてる。プロローグで垣間見えた狂気も含めて、希望ヶ峰学園、才能への大きすぎる憧れと劣等感からくる焦りがそうさせているのだろう。
才能を「思い出せない」んじゃなくて本当に「無い」のわかってるとつらいな。。。
今回は希望のカケラがゲームシステムじゃなくて電子生徒手帳の機能なのか(笑)
監視カメラで覗いて「あ、こいつら仲良くなったな」って判断したらカケラを上げるんだろうか。または位置情報から一緒にいる時間に応じて与えられるのか。
島の移動
横スクロールで移動なのか!なんか新鮮
若干動きとかにに違和感あるような。。
ウサミ牧場
ニワトリが牛になった。
ウサミのマジカルステッキはプログラム上のマスターキーみたいな感じなんだろうな。
西園寺「よいしょ。よいしょ。」
日向「何をしてるんだ?」
西園寺「蟻タンだよー。蟻タン潰してんのー。」
ヒエッ
キャラの性格までは知らなかったけど、またやべーのが来たな。
島探索後
この島は5つで構成されており、神聖な5体の動物を島の象徴としているらしい。
十神と狛枝はジャバウォック島を知っているっぽい。口調からして現実ではすでに存在しないのだろう。プログラム世界の伏線の一つか。
モノクマ登場
満を持してお出まし。前回やってたのがV3だからこっちの声久しぶり。
長い時間かけてやっと日向が緊張解こうとしてたのになあ。
V3プレイ後にモノクマの「もっと、こう・・・世間のニーズに応えろよ」「もはやおなじみのルールだから簡単でしょ?」を読むと別の意味に聞こえてくる。
ウサミがマジックステッキ折られるところコメディチックに描かれてるから軽く流しそうになるけどここが絶望の始まりなんだよな。ここでウサミがもう少し強ければこの作品は日常パートだけになってた。
初見では味わえないモノミが消える絶望感はモノミの役割を知っている1.5周目ならではともいえる。
プロローグ終了
南の島OPもいいけどやっぱりダンガンロンパのOPはこっちの方がテンション上がる。
この思考がV3では読まれるわけなんですが。
Chapter1 絶望トロピカル
モノクマシアター
これがゲームと明言し、プレイヤーに語り掛けている。これはV3への伏線ともとれるし単なる演出ともとれるし、、、2製作の時点でV3の構想はどのくらいあったか気になる。
一人で逃げ出す左右田。見事な死亡フラグだ。これはポイント高い。
十神の食い意地はおいといて、「かつての苦難」ってのは無印を思わせるな。狛枝といい十神といいミスリード(?)が多い。
ジャバウォック公園の真ん中に時限爆弾らしきものが。
モノミも知らないらしいけど、これって絶対1つ目の動機だよな。。。
あと、ジャバウォック島はもともとリゾート地だったらしい。
今回の超高校級たちは最初から大半が黒幕に焦点を当ててる当たり無印より冷静だ。
十神はみんなの注目が黒幕に向くように操作している気がする。エラそうな態度ではあるけど仲間内の殺人を防ぐ最善の手を打っているあたりやっぱ(偽物といえど)リーダーの器なんだな。
「豚足ちゃん」といわれて怒らないどころか、「俺自身を見てつけられた呼び名だ」と嬉しそうにしているあたり、常に他人の変装をしているから自分自身を見てほしい願望もあるのだろう。
モノクマ漫才
まあネタの流れで不穏な感じになるだろうとは思っていたけど「希望ヶ峰学園での記憶」をモノミが奪ったことを言うとは、、、それ無印の最大級の仕掛けだぞ?!
と思っていたら「そんなネタを物語終盤まで引っ張るなんて、恥知らずな卑怯者のすることですよねー。」と言われてしまった。あなたそれ自分でやってたことだよ。
そしてこの「記憶」が最初の動機になるわけか。
でもこれって、もし殺して記憶が戻っても殺した相手と仲良くしてた記憶が戻るわけで、かなり救えないな。
と、思ったら今度は裏切り者の存在ですか。またしても無印では中盤に明らかになった事実だ。裏切り者が今回もいるのか、モノクマのブラフなのか。
確かに、「記憶」と「裏切り者」の2つを暴露することで「何も知らないシロの中に一人だけ記憶を保持したクロ」がいる可能性が浮上し、クロが圧倒的に有利な状況になってしまう。
となると、自分の身を守るためには
- 確実にシロと断定できる人を見つけ出して結束する
- クロを見つけ出して殺される前に殺す
- クロを見つけ出して周知の事実にする
- クロに殺される前にだれか殺して記憶を取り戻して島を出る
あたりの手段に限られてくる。
1つ目は悪魔の証明のようなもので並大抵なことではない。
すると、後に残るのはクロに関することになるが、3つ目は周知の事実にする前にクロに感づかれて殺される可能性があるためリスクが高い。
また、2つ目はV3の赤松さんの動機に近い。
実現できる可能性の高い手段ほどモノクマの望んでいる展開になってしまうのが恐ろしい。
翌日の朝@レストラン
一晩中パーティーをすることになった。
掃除当番を狛枝の用意したクジで決めることになったけど、これ絶対狛枝の希望通りになるでしょ(笑)この人は本物の幸運だから。
パーティーは十神が言い出したことだが、なぜこの日にやろうとしたのか、何か意図があるのだろうか。
スミマセン、先に白状すると、この場所で十神が殺されること、花村が犯人であることを知ってしまっています。。。
知らないふりするのもあれなので。。。
ということで、その結果だけ知った状態で推理(?)していこうと思う。
事件現場
旧館ホール
被害者
十神白夜
手がかり
- 一本だけなかった鉄串
- 床の隙間 田中がイヤリングを落とした
- 危険物の入ったジュラルミンケース 鍵が遺されていたため今回の事件に関係ない
- 十神の持っていたジュラルミンケース 防犯グッズが入っていた
- 腹部から首にかけてめった刺し
- テーブルの下で死んでいた
- 暗視スコープ
- 罪木の恥ずかしいポーズ(これ何の役に立つんだ)
- 卓上ランプ コードは倉庫側の壁につながっていた
- 夜光塗料の塗られたガムテープ
- 夜光塗料の塗られたナイフ。血の付き方的に刺してはいない。
- 血痕に引きずった跡はない
- タイマーセットされたエアコン
- 防火扉
- 倉庫の血が付いたテーブルクロス 狛枝には血痕が見えなかった
- 倉庫のアイロン
- 澪田の証言「十神「おい、お前何をしている!やめろ!」」
- 左右田の証言「辺古山は停電時に事務室にいなかった」
- 鍵が締まったトイレ
- 花村の証言「ガスコンロは電気制御なので停電中は使用できなかった」
- 料理を食べたのは十神、終里、辺古山
- 厨房の備品リスト
- 七海の証言「九頭竜が来た。外からは床下に入れない」
- 犯罪予告
- 弐大の証言「事件後にトイレが開いた」
- 事件後、腹が痛そうな辺古山
- 罪木の検死結果「直径5mmのなにかで肺まで刺されていた」
考察
- 13.16→これでブレーカーを落とした・・・(a)
- 7,17→十神は暗視スコープであたりが見えていた・・・(b)
- 18,19,25,26→辺古山は停電中トイレにいた・・・(c)
- 10,11,b→夜光塗料を塗ったのは犯人。被害者の位置を割り出すため?・・・(d)
- 12,15→犯行時にテーブルクロスは2枚使われていた。倉庫の方は犯人への返り血を防ぐため?・・・(e)
- 5,6,12→十神は130kgあるため運んでくるのは不可能なので犯行現場はテーブル下・・・(f)
- 1,11,27→凶器はナイフではなく鉄串。凶器に夜光塗料を塗る必要はない。・・・(g)
- 2,g→鉄串で床下の隙間から突いた・・・(h)
- 犯人は旧館が解放される前から中を知っていて十神が旧館を使うことを確信していないと脅迫状を出しても意味がないのでは?
事件当時の各人物の位置
- ホール
日向、ソニア、十神、澪田、小泉、弐大、田中、狛枝、終里、西園寺、罪木
- 厨房
花村
- 事務所
辺古山←停電後はいなかった
- トイレ
- 廊下
左右田
- 外
九頭竜、七海withモノミ
ただし、停電時にこの通りかは不明
停電時のセリフ
小泉「うわっ、停電だよ!」
左右田「おいっ、何も見えねーぞ!?」
澪田「ま、真っ暗だよ!もうお先真っ暗だよ!」
小泉「皆落ち着いて!こういう時は落ち着かないと!」
西園寺「足踏まないでよ!」
十神「おい、お前何をしている!やめろ!」
狛枝「いてっ!」
終里「電気つけろって!飯が食いづれーじゃねーか!」
花村「みんなー、どこにいるのー?停電って、厨房だけじゃないのー?」
ソニア「これって、ブレーカーが落ちたんじゃないですか?」
左右田「ちょっと待ってろ!俺が壁伝いに何とかしてくるから」
事件の流れの予想
- 花村が十神の自室に脅迫状を届ける
- 十神は事件が起きないように全員を一か所に集めるためパーティーを主催する
- 花村は鉄串を1本隠しておく
- 料理に下剤などを仕込んでおく アリバイのない人間を作るため
- アイロンをつけっぱにし、エアコンをタイマー設定しておく
- テーブル裏に蛍光塗料を塗ったナイフをガムテープで貼っておく
- パーティー開始
- 料理を食べた辺古山は腹を壊してトイレに閉じこもる
- 終里、十神は体が強すぎた?
- 花村は何らかの方法(倉庫の荷物の下に穴とかあるかも?)で床下に潜っておく
- 停電
- 暗視ゴーグルをつけた十神が蛍光塗料に気づいてテーブル下に入る
- 床下に構えていた花村が鉄串で床の隙間から刺す。この時、テーブルクロスを身にまとうことで返り血を防いだ
- 周りに乗じてあたかも厨房にいるかのように声を出す
- 厨房に戻る
- 電気が復旧
- 辺古山がトイレから出てくる
- 十神の捜索開始
- 十神の遺体が見つかる
謎が残る手がかり
8,9,14,20,24
- 防火扉が何らかの理由で停電中は閉まっていて花村の声が聞こえるはずないとか?
それでは、この推理を携えていざ学級裁判へ!!!
お、田中イヤリングとれたのか。ということは床下に入る手段があるわけですな。
ええ、エレベーターそんなポンッて出てくるの、、、?
スキルの取り方よくわからなかったから何もしてこなかったら案の定所持スキル0か。
裁判が100%公正に行われるとかよく言うなあ。無印での所業を忘れはせんぞ!
裁判中はそっちに集中したかったので答え合わせということで。
といっても、正しい事件の流れはほかのサイトでも書いてあると思うので自分が予想できていなかったところだけ書いていきます。
- 狛枝の暗躍
これが一番の衝撃だった。序盤プレイしながら「あれ、狛枝あからさまにあやしいぞ?」となり花村という結論を知っているから余計に混乱してしまった。
無印十神以上にやってんなあ。。。。
たぶん花村を唆すところから全部こいつが仕組んでるんだよな。
実はヤバい奴ってことは知ってはいたけどこんな序盤から本性表すとは思ってなかった。
けど、これ狛枝自身が死ぬはずだったんじゃないか?だって十神が暗視ゴーグル持ってることは予想外で、もともとは狛枝がテーブルの下に入ろうとしていたんだから。
そして、おそらく蛍光塗料を塗ったナイフを誰かが手にしたら串で刺すのも狛枝が指示していたのだから、自分を殺させようとしていたことになる。
とんでもないやつだな。。。
- 花村の証言
これは何の手がかりだったんだ?
- 防火扉
行き来をふさぐためではなくて明かりを見えなくするためだったか。
- 卓上ランプ
テーブルまでたどり着くための導線だった。最初から床下だと思っていたから地上の発想はなかった。
- 罪木の恥ずかしいポーズ
現場にいたことの証明材料になったか。確かに花村だったら忘れるわけないもんな。花村、罪木2人の性質がマッチしたいい手がかりだったのに気づけなかったの悔しいなあ。
- 犯行予告
確かにパーティーの会場を提案したのは十神じゃなくて狛枝だった。むしろそこを誘導することで計画を確実なものにしたのか。
感想
犯人を知っていたため大体の推理はできた気がする。(それでも嬉しいものは嬉しい)
ただ、知っているからこそ狛枝は予想外過ぎた。
たしかに、テーブルクロスの血痕に気づこうとしなかったり、倉庫の荷物を触らせようとしなかったり怪しい点は多かったが、そこから狛枝の暗躍を全く予想できなかったことが悔しい。
狛枝が花村に協力したのかと思っていたけど、花村は狛枝の犯行を止めようとしたのか。いやあ、狛枝つくづく狂ってたな。
おしおきは、昔動画で見てしまったときは「無印よりコメディだし緩そうだな」と思っていたが、実際にプレイするとやっぱりクるものがある。絵面はギャグみたいなんだけど、むしろ人の死をそんなギャグみたいな方法で奪っているという趣味の悪さ。
そして、死ぬ直前の花村に母親の安否を伝えないまま、その母親の店の料理にして殺すという趣味の悪さ。
ダンガンロンパは映像のグロさに目が行ってしまいがちだけど、この趣味の悪さこそ真髄だと思っている。
そして、「悪趣味すぎる」といいながらさらに趣味の悪い展開を求めている自分はV3の視聴者と全く同じというわけだ。
本作を最後までプレイする前に言うのもあれだけど、ダンガンロンパは3作で本当に完成されていると思う。
1作目で「希望と絶望」という対立構造を打ち立て、2作目でこの対立構造を妄信する狛枝というキャラを置くことで疑念を抱かせ、3作目では直接こちらに語り掛けて自ら作り出した構造を破壊する。
表現物としてここまで起承転結のあるものに初めて出会った。
他にも魅力はたくさんあるけど、ここではこのくらいにしておこう。
閑話休題。
次回以降は犯人候補(罪木、田中、辺古山)を知っているのと、最後の事件の被害者が狛枝、犯人が七海だということを知っている(最後を知っているのが辛い)。
なので、今回のように犯人ありきの推理がしづらくなるので難易度が上がるだろう。
やっぱりダンガンロンパ面白い!!
Chapter2 海と罰 罪とココナッツ
日常パートすっとばして非日常パートへ。
今回は何も知りません。タイトルからして罪木が犯人だったりする?動機になるゲームの登場人物もちょっと罪木っぽかったし。
事件現場
ビーチハウス
被害者
小泉真昼
死亡推定時刻
15時頃
死因
鈍器による頭部への殴打
手がかり
- 冷蔵庫のドリンクが以前より少なくなっており、体に悪そうな色のものばかり残っている
- ペットボトルでいっぱいになったゴミ箱
- 砂浜の足跡
- クローゼットに落ちていた黄色いグミ
- 金属バット
- 水の出ないシャワールーム
- シャワールームの鉄格子のある窓。3mの高さにあるが出入りは可能。
- (ゲーム内)散乱した水槽
- (ゲーム内)犯人の逃走経路
- (ゲーム内)盗まれた水着
- クリア特典
- 小泉はみんなで集まろうとしていた。
- 小泉は即死
- 引きずった様な血痕
- 西園寺は小泉を呼び出していた
- 足跡は西園寺と一致
- 西園寺の好きなグミとクローゼットに落ちていたグミが一致
- (ゲーム内)首を絞めたといってるけど頭から血が出ている
- 割れた音を出せるのは窓、水槽、花瓶の3通り
推理
- 1,2→血痕の代わりとかにしてそう
- 3→西園寺が走っていったときにもの
- 4→西園寺はクローゼットにいた?
- (ゲーム内)ゲームのA子絶対罪木だろ
- (ゲーム内)B子は西園寺っぽい
- (ゲーム内)D子は花瓶を割った
- (ゲーム内)D子は写真部で才能があり、被害者から嫉妬されていた。
- (ゲーム内)E子が殺していた。
- (ゲーム内)F男は被害者の兄。E子に復習した。
- キャスト:罪木、九頭竜(×2)、小泉、西園寺、澪田、佐藤
- 九頭竜には妹がいた = F男は九頭竜
- 最初にクリアしたのは九頭竜で小泉に特典を渡した
- 13,14→死亡後に扉前に移動させられた
- 18→窓の外から水槽を投げ入れて頭にぶつけた?
- クリア特典を見た小泉は罪木、西園寺、澪田に相談しようとしていた
ゲームと対応させると、
最初の被害者:九頭竜妹
A子:罪木
B子:西園寺
C子:澪田
D子:小泉
E子:佐藤
F男:九頭竜
だろうか。
そしてそのあらすじは
- 九頭竜妹はもともと小泉と同じ写真部で小泉に嫉妬しており、過度な嫌がらせをしていた。
- 佐藤はそれを止めようとして九頭竜妹を殺してしまった。
- 音楽室の窓を割って隣の教室から入った?
- 罪木、西園寺、澪田、小泉は2階からものが割れる音を聞き、2階へ向かった
- 音楽室の鍵が締まっていたため小泉は鍵を取りに行った
- 小泉は花瓶の写真を撮っており、佐藤はそれをゴミ捨て場に捨てた。
- 九頭竜はそれを拾って佐藤が犯人だと確信し、復讐のため佐藤を殺した。
わ、わからん、、、
まずゲームの方のトリックもよくわからん。
ゲームが一向に進まないのでこの状態で裁判に向かいます。難航しそうだなあ。
感想
案の定難航した。そしてお前だったのか辺古山。。。
辺古山は個人的に好きだったから希望のカケラ全部集めてたのは幸いだったけども。
最期の九頭竜との問答はよくあるものではあったが、それでもなお心打たれた。
辺古山との5回目のイベントで言っていた「大切な人に笑顔を向けてあげたい」というセリフを踏まえて最期を見ると、ちゃんと最後に本心から笑顔を九頭竜に向けてあげられてよかったなあ、と感慨深いものがある。
磯の香りのデッドエンド
絶望病が蔓延
罹患者:狛枝(嘘つき病)、澪田(マジメ病)、終里(弱虫病)
事件現場
ライブハウス
発見時の状況
- ホテルで目覚めると罪木が一緒に寝ていた
- 一緒に病院へ行き、意識を取り戻した狛枝に会った
- その後、罪木は2階のスタッフルームへ仮眠を取りに向かい、日向はロビーへ戻った
- カメラのランプがついており、電源を入れると袋をかぶせられた誰かが脚立を登っていく様子が映った
- 首にロープをかける直前でろうそくが消えて画面が暗転
- 日向がライブハウスへはいると、中はものすごい熱気だった
- 頭に袋を被った人物が首をつっていた
- 日向はモーテルへ向かって人を呼び、罪木、九頭竜、七海とともにライブハウスへ向かった
- 扉が閉まっており、体当たりで中へ入ると、さっきの首つり死体とともに柱に縛り付けられた西園寺がいた
- 死体発見アナウンス×2
被害者
澪田伊吹、西園寺日寄子
死因
澪田:首を絞められたことによる頚部圧迫
西園寺:首を鋭利な刃物で切られた失血性のショック死。ほとんど即死。
手がかり
- ドア前に落ちていた折れたドラムステッキ
- 半透明の塊
- 床を拭いた跡
- 西園寺の血痕が付いた脚立
- ロウソク
- ライブハウスのカーテン:外から持ち込んだもの
- モノミマークの入った麻袋
- 足の裏の血痕
- モーテルの鍵:西園寺が隠し持っていた
- 首に巻かれたガムテープ:出血を抑えている
- 正面で結ばれた帯
- 厚紙の切れ端:照明バトンに引っかかっていた
- 空調の設定:暖房30度になっていた
- ステッカーが貼られた厚紙のロール
- 壊された監視カメラセット
- 監視モニターの映像
- 1着足りない患者服
- 九頭竜の証言:病院前で罪木と会ってから手分けして澪田を探して電気街、映画館へ行ったが誰とも会っていない。
- ソニアの証言:西園寺に「ライブハウスの鏡を使って着付けをしたらどうか」と提案した。ほかの人は事件前にこのことを知らない。
- モノクマの証言:トートバッグは犯人が二つもっていった
- 映画の招待券:一人1枚配られた日のみ見れる
- モノミの魔法使い:見立て殺人の元
推理
- 12,→ドラムステッキを取っ手に通し、ゴム状のものを隙間に流し込んでドアが開かないようにしていた(a)
- 8→澪田が首を吊ったのは西園寺が殺された後(b)
- b→西園寺の死体は最初に日向が死体を発見したときには別の場所に隠されており、その後10分の間にはりつけにされた(c)
- 3,10→犯人は床が血まみれになることを避けた(d)
- 12,14→切れ端はロールからちぎったもの(e)
- 13→死亡推定時刻がわからないようにした(f)
- 6,16→日向が見てた画面は病院の2階の会議室(g)
- g,17→麻袋を被っていたのは澪田ではなく犯人?(h)
- 19→西園寺は自分の意思でライブハウスに向かった(i)
- 21→日向が見立て殺人できない証拠(j)
- 5.g→照明を使うとライブハウスでないことがばれるからロウソクを使った(k)
事件の流れの予想
- あらかじめライブハウスの監視カメラセットを病院の2階に移動させておく
- ライブハウスで西園寺を殺害or澪田に殺害させる
- 即座に首をガムテープで巻いて出血を防ぎ、楽屋に隠しておく
- 澪田に首を吊るように指示(真面目病でいうことを聞く)
- 日向のコテージで布団にもぐりこみ、起きたタイミングで一緒に病院へ向かう
- 狛枝の無事を確認した後「仮眠をとる」と言って2階へ向かい、日向にはロビーへ行くように勧める
- 2階の会議室で患者の服に着替えて麻袋を被ってロウソクをつけてカメラをつける
- 日向がつないだのを確認してから首を吊る直前まで映し、ロウソクを消して画面を暗転させる
- 日向が外に出た後で九頭竜に「澪田がいない」と伝えてから別れる
- 日向がライブハウスを確認してから西園寺をはりつけにし、持ってきたカメラセットを壊す
ドラムステッキ、ゴム状のものを使って扉をふさぎ、(何とかして外に出る)- ドラムステッキはあらかじめ折った状態で扉前に置いておき、半透明の物体を外から流し込んで密室にした
- モーテルあたりで日向たちと合流
不明点
- ステッカーを貼った厚紙
死体を隠すために巻いていたとは、、
感想
これもし突入組が3人だったら一気に絞られてたわけだよな。。。
思いだしてここまで変わるってわかってしまうと、自分すら信用できなくなりそう。
おそらく罪木の言う「あの人」は江ノ島盾子なのだろう。
アニメダンロン3を先に見てしまっているせいで未来機関を知ってしまっているのがもったいなかった。
今回のおしおきは一番尺も短くて地味に見えるけど、実は一番残酷だと思う。
たぶんあれって「いたいのいたいのとんでいけ」というタイトル、巨大な注射器を指す描写からして、薬物の過剰摂取でトんでしまったってことなのではないだろうか。
そうすると、薬を取り扱う保健委員が無理やり薬物を過剰摂取させられて頭がおかしくなって死亡、とか今回みたいに比喩表現しないと18禁レベルだろ。
というわけで、今回はトリックは大部分は読み解けたので割と満足。
といいつつ成績は良なので、次は優を目指したい。
超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?
事件現場
マスカットタワー
被害者
弐大猫丸
死因
頭部の激しい損傷
取り外し可能な手足が衝撃で外れている
何か所にもわたる傷
いくつかの機能が故障している
手がかり
- マスカット側からタワーのボタンを押すとすぐに開いた→最後にタワーを出入りしたのはマスカット側
- 朝方に大きな「ズン」という音
- ストロベリーハウス側の扉につけられたチェーン
- 弐大の体の下だけに散らばった柱の破片
- 終里の証言:朝5:30に大きな音
- 新品っぽいハンマー
- 倒れた柱:頂上に弐大のオイル
- オヤスミスイッチ:弐大を強制スリープできる
- ワイヤー:左足、胴体に巻き付けてあり、他端は輪になっている
- 床に広がったオイル:血と違って洗ってもなかなか落ちない
- ストロベリーハウスのとエレベーターのボタンが破壊されている
- イチゴタワーのスイッチが破壊されている
- 壁掛け時計:5:30にタイマーセットされている
- アラーム直後に柱が倒れた
- 狛枝だけタイマー、大きな音に気付かなかった
- 柱が倒れたとき左右田、九頭竜、田中はラウンジにいた
- 九頭竜の証言:5:00からずっとラウンジにいて、1階に降りていく弐大を見た
- 連絡エレベーター:マスカット側の制御盤で誤作動した
- 窓、床の扉@ファイナルデッドルーム
- 突然現れた狛枝
- 左右田の証言:エレベーターが180度回転している
- センサーで中に人がいない時でないとタワーは開かない
- アラームタイマー:弐大の機能の一つ。7:30で止まっている
- 壊れたドアノブ:強くこすった跡がある
推理
- 3→最後に立ち去った人はマスカット回廊から出た(a)
- 4→柱が倒れてから弐大は殺された(b)
- 2,5→朝5:30に柱が倒れた(c)
- b,c→弐大が殺されたのは5:30以降(d)
- 7→弐大は柱の角に頭を打ち付けられた?(e)
- 11→破壊した後の建物の移動は不可能なので、犯人はストロベリーハウスにいる人物(f)
- a,11,12→犯人はタワーで弐大を殺害後、ストロベリーハウス側の扉をチェーンで固定したうえでマスカットハウスに移動し、エレベーターでストロベリーハウスに移動してからエレベーターのボタン、タワー入口ボタンを破壊した(g)
- 13→アリバイ作り(h)
- 18→gでストロベリーハウスに戻ってくることは不可能(i)
- 19→二つの建物は横ではなく縦(1F:マスカット、2F:ストロベリー)だった(j)
- j→弐大の死因はストロベリータワーからの落下死(k)
- j→ストロベリータワーは人がいないときは床が開いて吹き抜けになる?(l)
- l→七海の生徒手帳は上から落ちてきた(m)
- 22→弐大は生物ではないのでセンサーの対象にならなかった(n)
- 23→弐大の死亡時刻は7:30?(o)
- o→ラウンジの時計がずれていた(p)
- 24→ドアノブにワイヤーを括り付けて弐大をぶら下げた(q)
- 3→マスカットタワー内側ドアノブが外れていることを悟らせないようにするため(r)
事件の流れの予想
- マスカット、ストロベリー両方のすべての時計を2時間遅め、ストロベリーハウスの時計のアラームをセット
- 弐大は7:00にストロベリーハウスの1階に移動(5:00九頭竜が目撃)
- 田中はストロベリータワーで待っている弐大をハムスターを使ってスリープさせ、体をワイヤーで巻いてドアノブに括り付けた
- ストロベリータワーを出てから扉のボタンを破壊
- ファイナルデッドルームを通ってマスカットハウスに移動
- エレベーターの安全装置を誤作動させて故障させた
- マスカットタワーの入り口と反対側の扉をチェーンでロック
- ハムスターの一匹をマスカットタワー扉前に配置しておく
- マスカットタワーに入る
- 田中はストロベリーハウスに戻り、アラームが鳴ると駆けつけた
- この時待機させていたハムスターにボタンを押させてタワーの床をストロベリー側(1F)にすることで弐大は宙づりになった
- 弐大の重さに耐えきれなくなったドアノブが外れ、落下
- 途中で頭が柱に当たり、柱が倒れた(実際7:30,ラウンジ時計5:30)
- この音を左右田、九頭竜がとともに聞き、アリバイを作った
未解決・疑問
- 狛枝だけ音が聞こえなかったのはなぜ?
- ハムスターが時間ぴったりにボタン押すとか不可能では?
正直、今回は結構自信ある。これはパーフェクトくるか!!?
感想
結果、
大体当たってたけど成績は良だった。。。
ちょくちょく本筋はわかるけど今何を聞かれてるのか理解できない時があるんだよなあ。
あとは今回はハムスターの名前がわからなくて間違えまくってしまった。
というわけで感想を。
動機がずっとわからなかったけど、みんなのためか。
田中がどこか晴れ晴れとしていたのは弐大も承知の上で正々堂々殺し合ったから。
そう思うと、今回の事件は今までで一番後味がいいものだった。殺人だから悪いのは当たり前として。田中の偽悪的な振る舞いは基本的にただの中二病だけど最後はかっ子よかった。
田中のセリフが中二で何言ってるかわからない、というのと反論ショーダウンでセリフの位置がとっ散らかっているのが対応していて面白かった。
物語も終盤に入ってきたわけだが、この先どうなるのか、モノクマは誰を待っているのか。裏切り者は誰なのか。
多分、狛枝が知った事実って全員が絶望堕ちしてることだよな?電脳空間のことも知ったのか?だとしたらもうほとんど種明かししたようなもんだな。
このまま最後まで走り抜けていきたい。
事件現場
グッズ倉庫
被害者
狛枝凪人
死因
手がかり
- モノクマファイル:槍で腹部を貫かれているほか、両足のふとももには刺し傷があり、左手には切られた傷がある。右手の平にはナイフが貫通している。
- 等身大モノクマ:穴が開いて血が出ている
- 梁の血痕:直線状
- オイルライター
- アーミーナイフ:両足を傷つけた後右手に突き立てた。軍事施設のトラックに積まれていたもの。
- 槍:狛枝の腹部に刺さっていた。ネズミ―城のもの。分銅とムチのつながっている部分だけ血が付着していない
- 左手の血痕:手の甲にだけ血がついている
- ガムテープ:血痕はガムテープの下にはなかった。必死に口を動かしたような跡。
- MP3プレイヤー:讃美歌を流していた
- モノクマパネル:扉からドミノ状に現場まで倒れている
- ソニアの証言:爆弾を事前に試していたため、軍事施設の爆弾は偽物だと知っていた
- モノミのノート:モノミは字が書けないはずなのに絵日記をつけていた
- ガスマスクと手袋:狛枝のベッドの下にあった
- 青い紙屑:新品のマヨネーズとかについてるやつ
- モノクマ特性の毒:中身は1/3ほど。気化すると空気より重くなる
- 希望ヶ峰学園ファイル
ソニアが「モノクマの中に爆弾を仕掛けているかもしれない」といったのに対して、モノクマが「それもいいかもしれないね、やってみようかしら」と言っていたけど、これが無印の起爆モノクマの発端か。
生徒がきっかけだったとは、、、
推理
最初にも白状したとおり、この事件を仕組んだのが狛枝で、七海の投げた消火弾が死因だということは知ってしまっています。
なので、なんとかそこまで自力で推理したい。
- 3,6→ムチの部分を使って梁から槍を吊り下げていた(a)
- 2,a→槍はモノクマのぬいぐるみ越しに刺された?(b)刺した後にどうやってモノクマを外した?そもそもなぜ人形を挟んだ?
- 4,10→モノクマパネルが倒れてくるとライターがつく仕組みになっていた(c)
- 9→何かの音をかき消していた?(d)
- 13,14,16→狛枝は自室で毒便を開けた?(e)
- 7→狛枝は左利きだった?(f)
- 1,5,6,e→外傷は死因から目をそらさせるためのフェイク(g)
- e→自室で消火弾に毒薬を詰めた(h)
- 8→抵抗したように見せることで他殺だと思わせる(i)
事件の流れの予想
- あらかじめビデオレターを撮影しておき、時間になったら流れるようにした
- 天井の梁に槍のムチをひっかけ、、、、そこからどうした?
- 狛枝は自分の両足、左手を傷つけた後、両足と右手をロープで固定
- 右手にナイフを突き立て、左手を片手でロープで縛った、、、無理では?
- 終里が扉をこじ開けた際にモノクマパネルを倒した
- ドミノ状になっていたパネルは最後に立てた状態で火をつけられていたライターを倒し、カーテンに引火
- 全員で投げた消火弾のうち、七海の投げ込んだものだけ中身が毒薬とすり替えられており、毒薬は高温下で揮発し、床に倒れていた狛枝はその毒によって死んだ
だめだー---わからん!わからないことが多すぎる!
犯人を知っているせいでそこだけは予想つくけどそこに至るまでが不明。
わからないこと
- 槍をぶら下げた後
- モノクマのぬいぐるみ
- 自分を縛った方法
- MP3プレイヤーでかき消した音
ということで先に進みます。まあ、裁判中にいろんなキャラの発言を聞いてひらめくのもまた一興ということで。
終わった。。。
やっぱり、狛枝はぶっ飛んでたよ。。。
Chapter6 さよなら絶望学園
いやあ、世界がどんどんバグっていくなあ。
ついには背景が下書きの構図だけになっちゃったよ。
BGMもどんどん電子音が強くなってきたけど、この音結構好きだな。
狛枝からパスワードを「11037」と言われた時には「うん?何の数字だ?」と思っていたけど、後で苗木くんに「この数字に助けられた」と言われて初めて思いだした!これ無印最初の事件のやつか!
気づけなかったの悔しすぎる。。。
裁判開始!
プログラム世界の話になった時「俺たちの存在も架空の存在とでも言うんじゃねーだろうな?」と言っていたけど、これがV3のネタになるとはだれも思わないんだろうな。
なんかモノクマの変身とかだいぶギャグだな
いみわからん。。。。
ジャバウォック公園のタイマー何の意味もなかったのかよ!!
まあたしかに「江島盾子ならやりそう」だな
え、他人の発言に突っ込むゲーム終わったの?ダンガンロンパ終わったじゃん。
やっぱ江ノ島は立ち絵が圧倒的に多いな。無印に加えて新規も増えたな。
いいキャラしてんなあ。ダンガンロンパといえば江ノ島盾子、
苗木キターーーーーー!
と思ったら、なんか違和感。
言っている方向性は合っているんだけど、日向たちを責め続けているし、論理的な根拠ではなく感情的に
詰めてくる。
モノクマが召喚したのも怪しいし、偽物では?
偽物だとすると、モノクマはどういう展開にしたいんだ?
人類江ノ島化計画って、やり切る前にこいつ飽きそうだな
江ノ島盾子のセリフで刺さったもの
「アタシにとっての”絶望”っていうのは、目的でも主義でも生き様でも本能でもなくて、アタシが江ノ島盾子であるための”定義づけ”なの!」
強キャラすぎる
いやあ、無印で最初にこれを聞いて理解したときは絶望したもんだ。
大半の人の感性からは根本から一線を画している。この「理解できない」という恐怖。
まあ、しばらくするとそれが癖になってくるんだけど。
無印のラストの「入念に詰めてきた計画がパーになったことによる絶望がたまらない」っていうの、の分からなくもない。
慎重に立てたトランプタワーを自分の手でぶち壊す快感の上位互換みたいなものだと思ってる。
もしかしたら自分もゲームを通じて江ノ島盾子に絶望病を植え付けられたのかもしれない。
「そんなに驚かなくたっていいじゃーん。
両親と恋人と親友がいっぺんに死んだみたいな顔でさー。
あ、失言しちゃいました。
みなさんにそんな人間関係が残っているわけないですよね。
”超高校級の絶望”のみなさんですもんね。
自分の絶望なんてとっくに味わい尽くしてますよね。」
ぞわっとした。
効いてる途中までは「絶望的事件のせいでみんな死んでしまった」ということかと思っていたけど、
超高校級の絶望にとっては自分と親しい人を自分の手で殺すことは一番の絶望であり快楽なのか。
だから、親しい存在はとっくに消費してしまっているわけだ。
作品で一般的にサイコと呼ばれる大衆とは離れた思考に基づいて行動する人はいるけど、ここまで
根本から異なっているうえで本人の中には価値観の体系が出来上がっているキャラは初めて出会った
もし大人になってから初見で江ノ島盾子を見てもここまでは刺さらないと思う。
「ああ、サイコ系の犯人ね。」
となるだろう。正直、論理的に江ノ島盾子のすごさを語ることは自分にはできない。きっと誰かに突っ込まれたら反論できないだろう。
だけど、そうじゃない。琴線に触れてしまったのだ。
「aがb,cがd。だからeはすごい」ではなく、先に「eはすごい」と感じ、今は無意識にその根拠を探しているのだろう。
今までろくにストーリーの感想書いてこなかったのに江ノ島盾子が出てきた途端にこれだよ。
どんだけ好きなんですか。
十神と霧切も出てきた!!!
うわあ、未来機関をおびき寄せるための餌ってのが、今回の絶望か。
「才能と希望を抱いた時点で絶望は始まっている」
実際、これはあるかもなあ。
裁判再開
今までに死んでいったみんなも出てきて南国で楽しそうに話している。
皆の声も姿も懐かしいなあ。
日向も腹の底から笑っていて本当に楽しそうだ。
なんかもうそれだけで泣けてくるなあ。。。
しかし左下には「虚無」のダンガン。。。
このダンガンを自分の手で打ち込んでこの幸せをぶち壊せっていうのか。
うわっ、集中すると「精神汚染」ってでてくる。。
もうずっとダンガン打ち込まずにこのシーンのループでいいよ。。。。
BREAKしてしまった。。。。
「才能を持つことがゴールじゃないよ。
才能があろうとなかろうとさ、それよりもっと大事なことがあるでしょ?
・・・自分を信じてあげることだよ。
それができなかったら・・・
いくら才能があっても自分に胸なんか張れないよ?」(七海)
自分の希望と世界の希望
それだけじゃなく、新たな選択肢を「創る」
石丸現象起きた!!!
最初は「ゲームだから現実ではできないことができる」ことが強調されていたが、
ゲームでは与えられた選択肢からしか選べないが現実なら「やればなんとかなる」ことが強調される
別の視点からきりかえすのではなく、全く同じ視点で切り返すのは気持ちいいな。
そして、これを「超高校級のゲーマー」であり、NPCである七海が言うことで重みが出る。
ああ、みんな自分らしい考え方から同じ結論に至るのいいな。
そして、4人は超高校級の絶望に戻り、日向はその人格が消えてしまった。
それでも、5人、いや16人で作り出した未来は確かにあった。だから、無駄なことなんかではない。
これは、現実がどうあるかではなく、どう受け取るか、という話。
というわけで、本編終わりました。
ってどういうわけだよ!
読み直してみたら画像なしで状況説明ゼロの感想の羅列とか何言ってるのか全く分からんな笑
暴走していました。もはやプレイ済みの人ですらどこのこと言ってるかわからないレベル。
だけど、それでいいのだ。ガハハ!
書きたいから書いてるだけだから。(ここまで読んでくれた方には本当に申し訳ないけど)
おまけ(特典ノベル感想)
え!クリア特典でIFストーリーをノベルで読めるの?!初耳なんですけど?!
さっそく読んでみた。
戦場骸視点なのね。
改心したというわけではなく、あくまで妹を絶望させてあげるために反旗を翻したというのがよかった。
また、ここで語られて初めて気づいたけど、殺人が起きるたびに情報を開示したり、ちょっとしたことがきっかけで主人公たちが重大な手がかりを知ってしまうことが
よくあるけど、江ノ島盾子はそれをわざとやっているところがいい。
彼女は、作戦のどこかにかならず「自分の破滅につながるもの」を仕込み、自分の計画が破綻することによる
絶望へ近づける。
一般的な作品だとみていて「黒幕ドジだな」などと感じてしまうことがあるが、本作では、それは黒幕の意図なのだ。
絶望を振りまくための計画を遂行したい、綿密に立てた計画を台無しにされたい、この相反する願望が一見矛盾した行動の根底に在る。
これのおかげで、推理モノとして不可欠な情報開示を合理的に行うことができる。
こういう、システムとシナリオがマッチしているの好き。
感想
クリアまでに2か月くらいかかってしまった。
でも、形はどうであれ最初から最後まで記事を書きながらゲームをできたのはとてもうれしい。がんばった!!
正直、プレイ時間と同じかそれ以上の時間記事を書いていたのも、時間のかかった理由の一つかもしれない。
正直なところ、「ちょっとゲームするか―。ダンガンロンパやりたいけど記事書くほどのやる気は今ないな」と忌避していたこともあった。
とまあ、記事の方はこれくらいにして内容の感想を。
長年好きだったダンガンロンパ、ついに本編は全て終わりました。
ネタバレをだいぶ喰らっていたので正直楽しめるか不安で、「学級裁判とか余裕なんじゃないか?」と思っていたけど、全くそんなことなかった。
推理難易度イジワルでやっていたとはいえ、まさか優を一つも取れないなんて。。。。
最終章で日向と七海の「作品としての役割」が明らかになるシーンは個人的にかなりアツかった。
プログラム上の存在であり、「超高校級のゲーマー」である七海は、そんなプログラムに制御されゲーム的な発想に基づいて発言してきた。
しかし、そんな彼女の口から「現実はゲームと違ってやればなんとかなる。存在が消えてみんなの記憶から消えても自分たちの紡いだ未来が続く限り自分は消えない。」というセリフが出てきたときはなんというか、泣きそうになった。
誰よりもプログラムに近い存在だからこそ、現実の存在の無限の可能性を知っている。
そんな彼女は、間違いなくみんなの先導者であった。
日向は、苗木と江ノ島の間に挟まれて一度すべてを投げだしてしまう。
しかし、七海のおかげで再び立ち上がった彼は、二つの選択肢ではなく新たな可能性を、未来を「創る」ことができることを知る。
これこそが「日向創」であり、才能が何もないからこそ、まっさらな状態で先を見ることができるのではないだろうか。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー
終わってしまったーーーー
かれこれ10年くらいの付き合いだからなあ。
これから先は本編をゆっくり周回しながら外伝を探して二次創作を漁ることになるのかあ。それも悪くないな。
悪くないけど、やっぱり寂しいものは寂しい。
それに、V3をプレイして思ったけどこれほぼ確で続編出ないよな。
これに関しては決して悪い意味ではなく、むしろすごいところだと思っている。
ダンガンロンパは3作で見事に完成されていると思う。
- 無印
ダンガンロンパという概念を打ち立てた金字塔。
「希望と絶望」という二項対立をプレイヤーに刻み込んだ。
状況としてはクローズドサークルものではあるが、登場人物を「超高校級」にすることでトリックに才能という一風変わったアレンジを加えた。
また、最後には「学園の外の世界は崩壊している」という絶望を突き付けた。
無印では意図的な記憶喪失や社会の崩壊などのぶっとんだ設定が「アリ」だとプレイヤーに認識させた。
- 2
無印で作り上げた世界観をさらに発展させた。
前作の主人公である苗木誠のアナグラムであり声優も同じ狛枝凪人というキャラが登場し、このキャラは希望を妄信していた。
一見苗木と瓜二つな狛枝の教信者っぷりを外から見させることで、プレイヤーに対して「希望」が単純なゴールではないと考えさせるきっかけとした。
また、最後には「自分たちはプログラム世界におり、外に戻るにはコロシアイ生活の記憶を消さねばならない」という絶望を突き付けられた。
これは一見やりすぎな気もするが、決してそんなことはなく、無印をプレイした人はあらかじめそのレベルの真相は受け入れる下地があるはずである。
- V3
最初の事件にて「主人公のチェンジ」という強烈なジャブをかましてくる。
それを乗り越えてしばらくして現れるゲーム世界によりプレイヤーは今作でもプログラム世界を受け入れることができるようになる。
そして迎えた最終裁判。
1では記憶、2では存在が欠如しており、V3ではどちらも欠如しているのではなくそもそも世界が存在していなかった。
今までは「その時にはないけれど最後はもどれる」ものだったが、V3では記憶も、才能も、性格も、言動も、そのすべてがフィクションだった。
ここまではある意味順当な絶望(?)ではあるが、これでは終わらなかった。
ダンガンロンパがエンタメであること、つまるところ作品内で「ダンガンロンパ」という名前が登場し、プレイヤーの存在がゲーム内で明らかとなった。
俗にいうメタというものだ。
プレイヤーたち(視聴者たち)はキャラたちに希望か絶望を選択することを迫り、それは実際我々が自然と作品に対して期待していることだった。
これに対しキャラたちはどちらも放棄することを選択する。
これは2が伏線になっていて、2で「希望にたどり着くことを目標とする危険性」を認識させるとともに第3の選択肢を創りだす発想を知っている。そして今回は逆に選択肢を捨てることが選択された。
V3単体で評価すると「創作物の禁忌を破った作品」とみなされるが、ここまでの流れを考慮することでその見方は大きく変わってくる。
V3の感想は大きく二分化しており、それは制作陣の意図したことだとは思うが、今までプレイしたファンならば、ここまでの流れをよく考えてみればそこには制作の横暴さや理不尽さはなく、むしろこの3作によってダンガンロンパは完成されたと理解できるはずである。少なくとも自分はそう受け取った。
自分たちで新たなジャンルを確立し、発展させ、最後には自分たちの手で盛大に破壊する。
まるで江ノ島盾子が作ったかのような錯覚を覚える。実はエンドロールに名前あるんじゃないか?
それ抜きとしても、創作物として「時間がたって忘れ去られてしまうよりも、最高潮の時に創作者自らの手で壊す」というのはひとつの在り方だと思う。
熱く語りすぎてしまった。
要約:ダンガンロンパ最高!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!!
身の回りにダンガンロンパ好きな人がなかなかいないので、コメントなどいただけると喜びます!
ああー、全部プレイし終わって、さいっこーに絶望的だ!!